中古車輸出という仕事|世界中で日本の中古車は必要とされている

日本の中古車は世界中の人々から必要とされていて、毎日沢山の車が中古車オークションで落札され、海外へ輸出されていきます。世界の中古車事情って?メイドインジャパンの信頼性とは?中古車輸出というマイナーな業界に長らく寄生している筆者が、中古車輸出業界の全貌をお伝えします!

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ニュージーランド市場におけるヨーロッパ車の位置づけ

ヨーロッパ車の位置づけ ニュージーランド市場においてのヨーロッパ車の位置づけは、日本におけるそれとそれほど違いはありません。 具体的に言うと、ヨーロッパ車は高級車として扱われていますが、マーケットシェアは15%ほどにとどまってます。 日本と同…

ニュージーランドに輸出される人気車種とは

世界の中古車市場とのバランスで車種は決まります 日本からニュージーランドへは、年間約14~15万台の中古車が輸出されています。 そのほとんどは、中古車オークションで仕入れられていますので、オークションのトレンドに合わせてニュージーランドへ輸…

インターネットに頼ってなかった頃の販売方法は基礎を学ぶのに有益

インターネットがあまり発達していなかった2000年の初頭は、中古車の詳細を顧客に伝えるのは、電話で説明するか、手書きのメモをファックスするというやり方でした。 電話で、英語で、必死に伝えようとしていた 2000年の初頭は、今のようにインターネットも…

イギリスやアイルランドへの中古車輸出は為替変動が怖い

ニュージーランドでの日本車のシェアは80%ほどに上るのに対して、イギリスやアイルランドでのシェアは10%ほどしかありません。 このように日本の中古車が輸出されている国にも、日本車がなくてはならない国と、日本車がなくても大して困らない国があり…

ニュージーランドでのマーケットシェアを上げるには

ニュージーランドの中古車マーケットは、すでに成熟したマーケットであると言われています。 ニュージーランドへの中古車輸出ビジネスが始まってから、リーマンショックを迎えるころまでは、車は一家に一台から一人一台所有するほどまでに、ニュージーランド…

輸出する中古車の仕入れ方法|それぞれのメリット・デメリット

海外輸出する中古車の仕入れにおいて、どの輸出業者も、そのほとんどを中古車オークションから仕入れています。 仕入方法には大まかに2通りあって、それぞれにメリットとデメリットがあるので、ここでご紹介します。 仕入れ前に下見をしっかりして、コンデ…

アフリカでの販売台数をもっと伸ばすために必要なこと

アフリカ市場への輸出 2008年のリーマンショックの影響で、中古車輸出台数は大きく冷え込みましたが、それ以降はアフリカ市場を中心とした新興国への中古車輸出が増えてきています。 今回はその理由と今後の展望について考えてみます。 人口の増加 世界の人…

ニュージーランドの中古車ディーラーが車を仕入れる方法

ニュージーランドにはたくさんの中古車ディーラーがいます。 例えば、個人で小さな中古車販売店を経営している人、ニュージーランド全土に何店舗も展開しているディーラー、自宅の軒先で数台の車を並べて副業のような形で経営している人など、実に様々です。…

ニュージーランドへ輸出する車の乗車定員は多い方がいい!

車にはそれぞれ乗車定員が定められていますね。 セダンやハッチバック、ステーションワゴンであれば、乗車定員は大体は5人なのですが、例えばヴァンガードやランクルなどの、SUVや4WD車であれば乗車定員は5~8人で、エスティマやステップワゴンなどの、…

日本からアイルランドへ輸出されている中古車とは?

2017年現在、日本からアイルランドへ輸出されている中古車台数は、月150~350台くらいになっています。 ニュージーランドへ輸出されている中古車台数は月1万台以上ですから、いかに規模の小さいマーケットであるかが分かると思います。 ヨーロッパは…